一本の国際電話

Resumeを出した日本企業からはさっそく返事があり面接したいとのことでした。そのうちの数社には実際に赴いて話を伺いました。

  • 面接をしていただいた日本企業からはいずれもOfferをいただきました。しかし、どうしてもぴんとくるものがなかったのですべて断りました。何がぴんとこなかったのかはいまだにはっきりしないのですが、また同じような繰り返しになりそうだというのがひとつあったのでしょう。
  • 例のアメリカの企業からは返事がありません。やはり、平凡な経歴で海外経験もないような自分が選ばれる筈もないか、と気にもしていませんでした。
  • そのとき私はタイの工場での品質問題の解決のため半年のアサインメントにでていました。朝6時、Hotelで寝ていた私に一本の国際電話がかかってきました。例のアメリカの企業からです。Resumeをみて2箇所の部署が興味と持っている、日本で面接をしたいので明日かあさって帰ってこれますか、とのこと。おいおい、これじゃまるでテレビでよく見る「おい君、今からすぐにロサンジェルスに飛んでくれ。」みたいなノリだなと思いながら、急には無理である旨、次の帰国(一ヶ月先)まで待ってほしいということを了解してもらいました。
  • そしてここから私の人生も、英語へのPerceptionもApproachも大きく変わっていくことになります。